味覚を育む

11月26日からスタートする

\5感を活用/

『自分を生きる暮らしづくり』のお話会ですが

味覚の部分で私がお話しできる内容を記しておこうかと思います。

costaはインテリアショップですが

食器も多数取り扱っています。

食器や食事をする家具や食事をする周りの環境で

お子さんの味覚を育むことが出来るとしたら?

食育がインテリアや食器に関わるとしたら興味湧きませんか?

味覚という感覚は五感のなかではたった1%の知覚しかありません。

全ての中で一番低いパーセンテージです。

しかし、私たちは味を味覚だけで判断していません。

むしろ、他の感覚を総動員して感じています。

味覚は味に対する感情の事ですが

味覚は見た目、香り、温度、硬度などが大きく影響しますし

他の感覚の言葉で表現される事が多々あります。

食レポなどでも美味しいかだけではなく、

見た目はどうか、香りはどうか、熱いか冷たいか

硬いか柔らかいかなど、いろいろな表現で伝えられていると思います。

視覚が占める割合は87%で料理の色どりや食器の見た目も

味を決める重要な要素になってきます。

毒々しく着色された食材などは、なかなか美味しいとは

結びつきにくいですよね。

カフェなどで可愛いお皿に盛りつけされて出てくると

それだけでも、美味しそうに見えます。

嗅覚が占める割合は3.5%で味覚に大きな影響を与えています。

風邪を引いて鼻が詰まると味を感じにくいと思います。

嗅覚が無ければその食材の風味を感じ取れないからです。

また、育ってきた環境などでも大きく違ってきます。

私たち香川県民はコシのあるうどんが好きだけど

九州ではコシのない柔らかなうどんが好まれています。

納豆や梅干しなんかも外国の方からするとビックリされますよね。

そして、食べる周りの環境によっても味覚は左右されてきます。

ある実験で嫌いな食材を入れたお弁当を、1日目は屋内で

2日目は屋外で食べてもらいました。

結果は屋外での方が2倍嫌いな物を食べられる量が増えたそうです。

このように味覚というのは色々な感覚や周りの環境によって

左右されることが分かります。

味覚は幼少期からの日々の食事で後天的に

おいしさの基準を作っていくんですね。

という事は

幼少期からの毎日の食事を総合的に整えてあげると

好き嫌いが減るかもしれません。

色や形、テクスチャーの違うこだわりのお皿や

口触りの良いカトラリー

座り心地のいいチェア

お母さん・お父さんの笑顔

いろいろな感覚を駆使して子供の味覚を活性化してあげましょう。

店頭に無い食器でもご相談ください。

お探しさせて頂きます。

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